東京都品川区西五反田2丁目
JR・東急・都営地下鉄 五反田駅 徒歩2分
精巣(睾丸)は正常で精子をたくさん作っているにもかかわらず、精子の通り道が完全閉塞しているため、精液中に精子が存在しない(=無精子症)状態を閉塞性無精子症といいます。この閉塞性無精子症の方の精巣から精子を採取する手術を、精巣精子採取術(conventional TESE)といいます(conventionalとは「従来の」「簡易的な」という意味です)。
正常の精巣ではたくさんの精子が生産されており、どこを取っても十分な精子が得られるため、狙いをつけたり、良好な一部分を探し出したりする必要がありません。精巣の小さい切開口から十分な量の精子が確保できるので、30分程度の非常に簡単な手術となります。手術後の痛みも軽度、合併症の心配もほとんどありません。
そうして得られた精子は非常に良好な状態のことが多く、妊娠・出産に至る可能性も非常に高くなります。
念のため、翌日に大事な用事のない日を選ばれることをお勧めしています。
1週間はスポーツをお控えください。入浴は、翌日から1週間はシャワーにしていただきます。
1週間後に受診していただき、傷口が完全に治っていることを確認した後に、お風呂に浸かっていただけます。